アトピー性皮膚炎
皮膚科疾患の中で代表的な疾患のひとつ、長年悩まれている患者さんも多くいることと思います。
今日はアトピー性皮膚炎について少しお話をしようと思います。
アトピー性皮膚炎は、もともと遺伝的要素持つ人にさまざまな環境因子が加わることで発症し、よくなったり悪くなったりを繰り返す疾患です。アトピー性皮膚炎の患者さんには共通して皮膚が乾燥することにより、皮膚のバリア機能の低下がみられます。
したがって治療には、ステロイド外用剤などを使い皮膚の炎症を抑えるとともに皮膚のバリア機能を正常に保つ必要があります。
アトピー性皮膚炎の治療の3原則は
⓵スキンケア:皮膚への摩擦刺激を避け、保湿剤の使用により皮膚のバリア機能を保つ。
②清潔:これはご自身の肌を清潔に保つことはもちろん、居住環境や寝具の清潔を保つよう整備する。
③アレルゲンの除去:アレルギー反応により悪化するため、アレルギーがある場合アレルゲンの除去を徹底する。
これらをしっかり行ったうえで、皮膚症状には外用療法、内服療法、光線療法、注射療法を患者さんの状態に合わせて治療法選択していきます。
次回は、治療法について細かく説明していきたいと思います。


